FP1級に独学で一発合格した話|専業大家ののんびり勉強法

こんにちは。
暇を持て余した専業大家、てぺお。です。

今回は、僕がFP1級の学科試験に独学&一発合格(148点)した話を、笑いとリアルを交えてシェアしたいと思います。

専業大家、唐突にFP1級を目指す。

「FP1級って、独学で受かるの?」

そんな疑問を検索してこのブログに辿り着いた方、ご安心ください。
結論から言うと——

「ちゃんとやれば、暇な専業大家でも受かります(元銀行員補正あり)」

僕は2024年4月に勉強を始めて、同年9月に一発合格。
点数は148点(合格基準120点)と、まあまあ上出来。

なぜFP1級を受けたかというと……
「やることがなかったから」です(真顔)

元メガバン出身、FP1級に挑む。

実は僕、昔はメガバンクで働いてた人間です。
現在は不動産を数棟持つ専業大家。

だから、多少の金融知識はあるし、宅建や賃貸不動産経営管理士はすでに取得済
でも、年金とか社会保険とか、「あんまり自分に関係なさそうな分野」にはめっぽう弱い。

テキストは「中古の型落ち」でも全然アリ

学習スタートは2024年4月。
まずはTAC出版の「みんなが欲しかった!」シリーズのテキストをメルカリで調達。

しかも2023年版(型落ち)を中古で。
定価の半額以下で買えて、コスパ最高。

ここで強調したいのが、
「インプットは型落ちテキストでも概ねOK」ということ。

なぜなら、アウトプット時に、最新の問題集や『あてる!』シリーズで情報をアップデートすればカバーできるから。

なので僕は、まず全体をザッと黙読するフェーズに約2ヶ月
読んでは寝て、スギ花粉から非難するため2週間石垣島に行き。——そんなペースです。

苦手分野はとことん苦手でOK

特に苦手だったのが、年金と社会保険

「国民年金?厚生年金?寡婦年金?」
なかなか実感もわかない。興味も持てない。

正直、自分に関係なさそうだと、頭に入ってこないんですよね。
けど、試験では出るから避けられない……ツライ……。

7月、問題集との死闘が始まる

7月になって、ようやく「そろそろ本気出すか」とアウトプットフェーズに突入

Amazonで購入したのは、TACの「精選問題集」
これがまあ、分厚いこと分厚いこと。

700ページ。辞書か。

しかも、各問題の横にチェックボックスが5つもついてて、

「5周やる前提なんかい!」

と突っ込まずにはいられない仕様。
ただ、冷静に考えれば、それだけやれば確かに受かるよね……と妙に納得。

とはいえ、実際に5周は無理でした(というか飽きました)
結果、3周くらいで落ち着きました。

それでも、問題に出てくるパターンや論点が見えてきて、グッと理解が進みました。

試験直前期は、あてる!シリーズで情報更新

8月下旬からは「TACのあてる!直前予想問題」を購入。

この教材が本当に優秀で、
最新の法令改正、頻出論点のまとめ、そして予想問題まで揃ってる。

つまり、インプットで古いテキストを使っていても、ここで最新情報にアップデートできるわけです。

僕もここで、「年金・社会保障」の苦手論点を集中強化。
あのときの追い込みがなければ、今ごろ泣いてたかもしれません。

そして試験本番へ。意外とアッサリ

試験会場は、東京経済大学(国分寺)
駅から歩くとまあまあ距離があり、「え、こんなに歩かせるの?」という感じ。

でも、午前の多肢選択問題を解いた段階で、

「あ、これはイケるな」

という手応えあり。
午後の記述問題も、見たことある問題が多くて、落ち着いて解けました。

合格通知、そして振り返り

結果は、148点で余裕の合格。

特にスピード型でも、超集中型でもなく、
のんびり&マイペース型でも、きちんと基礎を押さえれば合格できるという実感。

FP1級を独学で目指す人へのアドバイス

最後に、これから独学でFP1級を目指す人向けに、僕からのメッセージを。

【1】「完璧主義」は捨ててOK

まずは全体像を押さえる。細かいことはあとでOK。

【2】アウトプットは必須。特に問題演習

精選問題集は重たいけど、1〜2周はマスト。
「やってるうちに見えてくるもの」があります。

【3】型落ちテキストでも大丈夫

中古教材でインプットして、アウトプット時に最新情報を補えば十分

【4】苦手分野は「出るからやる」だけでいい

興味がなくても出題される。そこは割り切って覚える。

まとめ|FP1級は、専業大家にも受かる!

結局のところ、FP1級の学科は「地道な積み上げ」さえできれば、誰でも到達可能。
しかも、高額な講座や通信講座を使わずとも、独学で十分。

僕みたいな専業大家、てぺお。でも受かったんだから、
会社員の方やFP業界を目指す方なら、もっとスマートに合格できるはず。

次回は「FP1級合格後のメリットや実生活への影響」についても書いてみようと思います。

ではまた!

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